ヤフオクで「背振」「神埼」関連の資料を探していたところ、「三瀬村誌」が出ていたので落札。
早速読んでみると方言のページの「つ」のところに「ヅー」を「胴」の意味で用いていたという記述を確認することができました。
最初は佐賀弁の音声学的な特徴から標準語の「胴」[dou]を論理的に変換をして「ヅー」[du]を導き出しました。
今回初めて、実際に使われていた方言語彙の資料で「ヅー」=「胴」となる記述を確認しました。
「ヅーベット」=「胴別当」の説を補強する根拠の一つになると思います。
この本を読むとやはり「神埼郡村誌」を根拠とする記述が多数書かれており、ますます一度確認したいと思うようになった。